新築戸建て物件探しのコツはこれだ!物件見学チェックポイント7つ
新築戸建て物件探しのコツはこれだ!物件見学チェックポイント7つ
資料の情報だけで、住宅の良し悪しを決めるのは早計です。理想の住宅を購入するためには、物件見学が欠かせません。物件の様子をくまなくチェックするためには、事前にチェックポイントをリストアップしておきましょう。今回は新築戸建ての物件探しのコツとして、必ず押さえておきたいチェックポイントを7つご紹介します。
【1】工事の様子から業者の信頼度を測る
気になる物件がまだ建築中の場合も、必ず工事の様子を見学しに行きましょう。住宅に関わる業者をチェックする、またとないチャンスです。専門的な知識がなくても、工事の丁寧さ、現場の汚れ具合などから、業者の姿勢をうかがい知ることができます。家そのものの仕上がりも大事ですが、不動産業者、施工業者が信頼に値するか、という点も、その後のスムーズな取引のためには重要な要素です。
【2】窓の数や日当たり
窓の数や位置、方角も忘れずにチェックする必要があります。風通しのよさ、日当たりに大きく影響してくるポイントです。冬の場の結露問題も考え、密閉性にも気を配って確認しましょう。また、家がまだ建設中の場合は、必ず設計図を確認させてもらい、日当たりや通気性を予測することをおすすめします。
【3】動線の充実度
二階建て、もしくは三階建ての一戸建てはマンションなどに比べて生活動線が複雑化します。一日の動きを思い浮かべ、入居者全員にとって生活がしやすい動線が確保されていることを確認してください。家族全員が慌ただしく動くことになる朝の時間帯を考えると、サブの動線がいくつかあると好ましいでしょう。
【4】キッチン周りの設備
キッチンの設備、シンクの確認は料理を頻繁にされる方の意見が反映されているかどうかがポイントです。不自由なく料理ができる設備、広さが確保されているかをしっかりとチェックしましょう。また、冷蔵庫を置いた後の動線についてもイメージしなければなりません。ご夫婦や家族で料理をされる場合は、複数人の通り抜けができる広さが必要です。
【5】収納
快適な暮らしを送る上で、収納の充実は欠かせない要素です。シビアにチェックするためには、所持している物品の量や大きさをあらかじめおおまかに把握しておきましょう。また、将来的に家族が増える可能性を考えるなら、ある程度の余裕を確保しておかなければなりません。
【6】騒音・交通状況
住宅に問題がなくても、土地によっては騒音や交通状況に難がある場合があります。騒音や交通状況は、資料ではなかなか把握できないため、実際に足を運んでチェックしましょう。可能であれば、曜日や時間帯を変えて何度も確認してください。
【7】利便性
通勤や通学の状況を踏まえ、最寄りの駅やバス停からは実際に歩いて距離感を確認しましょう。可能であれば、実際の通勤・通学時間に合わせてチェックすることが望ましいです。また、日用品や生鮮食品の買い物を考えると、近所の商業施設の充実
度やアクセスも重要な判断材料となります。
最後に
上述したようなポイントをチェックすることは、当たり前のことのように思われるかもしれません。しかし、実際に物件見学に行くとつい確認を忘れてしまいがちです。複数の物件見学を行う予定がある方は特に、あらかじめチェックポイントをリストにして持参すると便利です。
また、希望に応じて、上記のポイントにご自身なりの項目を追加して独自のチェックリストを作っても良いでしょう。マイホームの購入は人生最大の買い物。どれだけシビアにチェックしても、やりすぎということはありません。理想の我が家を目指して、納得のいくまで物件見学を行い、快適な暮らしを手にしてください。