建売住宅には値引きできる時期がある!?値引き交渉の注意点
建売住宅には値引きできる時期がある!?値引き交渉の注意点
建売住宅の購入をするときに、値引きできる時期があることをご存じでしょうか。建売住宅の値引き交渉は、契約後だと応じてもらえなくなる可能性が高いため、なるべく早く値引き交渉をした方が良いでしょう。今回は、建売住宅の値引き交渉とその注意点についてご紹介します。
建売住宅を値引き交渉できる時期とは
建売住宅も大きな買い物ですし、値引き交渉をして少しでもお得に購入できると良いですよね。しかし、建前住宅で値引き交渉をいつするか、タイミングは難しいでしょう。「値引き交渉なんてうまくできるだろうか」「もし値引き交渉をしたことで、契約を断られたら」という不安な気持ちもありますが、建売住宅をできるだけ安く購入するためには、値引き交渉の時期がポイントです。建売住宅の値引き交渉におすすめの時期は、やはり契約前でしょう。
建売住宅を売る側の立場から考えれば、値引き交渉に応じるのは「値引き交渉をしてでも、契約を取りたいから」だと考えられます。つまり、一度契約を交わしてしまったら、時間がたったあとの契約に関する変更は、受け入れてもらえない可能性があるでしょう。そのため値引き交渉は必ず、契約が決定する前に切り出します。
値引き交渉は不動産購入申込書に書き込む時点で始まる
建売住宅を購入する際には、実際の契約を結ぶ前に「不動産購入申込書」という書類の提出が必要です。不動産購入申込書に記入をしても、あくまでも購入の意思表示をするだけのため、本契約とは異なります。不動産購入申込書に購入希望価格を記入する欄がありますので、そちらに値引き後の金額を記入して値引き交渉しましょう。
建売住宅の値引き交渉をするときの注意点
建売住宅だけではなく不動産関係には「相場」があり、お得に建売住宅を購入したいからと言って、値引き交渉で高額の値引きを提案したら、売る側も困ってしまう可能性があります。そのため、交渉で値引きしてもらえる額は、多くても100万円前後と認知しておきましょう。「100万円だと値引き金額が少ない」と感じる方も居るかもしれませんが、建売住宅の交渉を決裂させないためにも、相場を意識した値引き金額を設定します。
また建売住宅の値引き交渉では、金額を下げてもらう以外にも、オプションを無料で付けてもらうという方法もあります。購入を検討している側からしても、気になるオプションをサービスしてもらえたらうれしいですよね。しかし、購入する立場だからと言ってあまり強気に出てしまうと値引き金額の交渉と同様、相手方を困惑させてしまうかもしれません。値引き交渉を成功させるためにも、サービスの要求はほどほどにしておきましょう。
契約の直前は、値引き交渉のタイミングとしてはNG
「契約前であれば値引き交渉ができる」とは言っても、契約を交わす直前に値引き交渉をするのは控えましょう。契約を交わす、ということは売り主と買い主とが互いに金額に合意した、とみなされます。契約に関するトラブルを防ぐためにも、値引き交渉はなるべく早い段階で切り出し、契約時にはすでに納得できる状態にしておきましょう。
最後に
今回は建売住宅の値引き交渉ができる時期と、値引き交渉時の注意点についてご紹介しました。建売住宅の値引き交渉は必ず、契約が決まる前に切り出すことと、値引き金額は相場の100万円前後を基準に設定することがポイントです。また値引き交渉について「口頭ではちょっと言いにくいな」という方は、不動産購入申込書に購入希望価格を記入する箇所があるので、そちらをぜひ活用しましょう。値引き交渉の時期や注意点に気を付けながら、交渉成立を目指し、お得にマイホームを手に入れてください。